yt-dlp のコマンドを短縮する CLI ツールです。長いオプションを覚えなくても、 よく使う操作を短いフラグで実行できます。
- 一般的なLinuxディストリビューション(Debian/Ubuntu系、Fedora系、Arch系など)
- Python 3.9+ / pip
- yt-dlp / ffmpeg(インストーラーが導入を試みます)
unzip ytd_linux.zip -d ytd
cd ytd
bash install.shinstall.sh は以下を行います。
pip install --user yt-dlp pyyaml- ffmpeg 未導入の場合、
apt/dnf/pacmanのうち検出できたものに応じて インストールコマンドを案内(自動実行はしません。sudo権限が必要なため) ~/.local/share/ytdへ本体を配置~/.local/bin/ytdにシンボリックリンクを作成~/.config/ytd/config.ymlを雛形から作成
~/.local/bin がPATHに入っていない場合はインストール時に警告が出ます。
その場合はお使いのシェルの設定ファイル(~/.bashrc や ~/.zshrc など)に
以下を追加してください。
export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"追加後、シェルを再起動(または source ~/.bashrc)してください。
インストール後は以下で確認できます。
ytd --helpytd "VIDEO_URL"
ytd "VIDEO_URL" --option value⚠ URLは必ずダブルクォートで囲んでください。 YouTubeのURLは
&si=...のようなパラメータを含むことが多く、クオートを忘れると bash/zsh が&をバックグラウンド実行の区切りと解釈し、後ろのオプションが 独立したコマンドとして実行されてエラーになります。
ytd "VIDEO_URL" 最高画質・mp4で保存
ytd "VIDEO_URL" --quality 1080p 1080pで保存
ytd "VIDEO_URL" --format mp3 MP3に変換して保存
ytd "VIDEO_URL" --cookie Configの既定Cookieを使用
ytd "VIDEO_URL" --output ~/Videos 保存先を指定
ytd "PLAYLIST_URL" --playlist プレイリスト全体を取得
ytd "VIDEO_URL" --info ダウンロードせず情報のみ表示| オプション | 説明 |
|---|---|
--format |
出力形式(mp4, webm, mkv, mp3, m4a, aac, wav, flac, opus, ogg) |
--quality |
画質・音質(best, 2160p〜144p / 音声: 320k〜128k) |
--cookie [PATH] |
Cookie使用。パス省略時はConfigの既定Cookieを使用 |
--output PATH |
保存先フォルダー |
--playlist |
プレイリスト全体を取得(未指定時は先頭1件のみ) |
--audio |
音声のみ取得 |
--video-only |
映像のみ取得(音声なし) |
--subtitle |
字幕を保存 |
--embed-subtitle |
字幕を動画に埋め込み |
--thumbnail |
サムネイルを保存 |
--embed-thumbnail |
サムネイルを埋め込み |
--metadata |
メタデータを埋め込み |
--archive / --no-archive |
ダウンロード済み管理(既定: 有効) |
--info |
ダウンロードせず動画情報を表示 |
--list-format |
利用可能フォーマット一覧を表示 |
--list-subtitle |
利用可能字幕一覧を表示 |
--update |
yt-dlp を更新 |
--help |
ヘルプを表示 |
~/.config/ytd/config.yml で既定値を変更できます。
優先順位は コマンドライン引数 > Config > デフォルト値 です。
cookie: ~/Downloads/cookies.txt
output: ~/Downloads
format: mp4
quality: best
playlist: false
embed_thumbnail: true
embed_metadata: true
filename_max_length: 120
archive: true- ファイル名自動短縮: タイトルが長い動画(
filename_max_length超)は 自動的にサイト名_動画ID.拡張子で保存されます(例:Youtube_dQw4w9WgXcQ.mp4)。 - 重複ダウンロード確認: 同じ動画を再度ダウンロードしようとすると警告し、
Y/Nで続行可否を確認します(--archiveが有効な場合)。 - 多重起動防止: 同一URLに対して同時に複数の
ytdが実行されるとファイル競合が 起きるため、実行中のプロセスがあれば新しい実行を拒否します。 - プレイリストURL誤爆防止: プレイリストのURL(
list=を含む)なのに--playlistを付け忘れた場合、警告した上で先頭1件のみに制限します。
command not found: ytd
→ ~/.local/bin がPATHに入っているか確認してください(echo $PATH)。
入っていなければ上記のインストール手順にある export PATH=... を設定ファイルに追加してください。
✗ yt-dlp が見つかりません
→ python3 -m pip install --user yt-dlp を実行してください。
⚠ ffmpeg が見つかりません
→ ディストリビューションに応じてインストールしてください。
sudo apt install ffmpeg # Debian / Ubuntu系
sudo dnf install ffmpeg # Fedora系
sudo pacman -S ffmpeg # Arch系動画が途中で止まる・エラーで終わる
→ ytd --update で yt-dlp を最新化してください(YouTube側の仕様変更に追従するため頻繁な更新が必要です)。
rm -rf ~/.local/share/ytd
rm -f ~/.local/bin/ytd
rm -rf ~/.config/ytd # Config・ダウンロード履歴も削除する場合